尾道みなと祭りでマジックパフォーマンス - コロンビアを思い出しながら

平成31年(2019年)4月27・28日

尾道の恒例行事みなと祭りで今年もマジックショーのパフォーマンスをしてきました。

初日の土曜日はゴミ回収のボランティアに出ている中学生たちも見てくれて、和やかなムードで盛り上がりました。

日曜日は親子連れも多く、幅広い年齢層に楽しんで頂きました。

今回もありましたがパフォーマンスをしていると遠方も含めて他のイベントで見たよと声を掛けてくれる人がいらっしゃいます。

声は掛けないけど私のショーをみたことのある人はその何倍もいると思うと、やはりこちらも日々進化していることを見せないとと、良い刺激になります。

日曜日の持ち場は、尾道駅の前のしまなみ交流館前の芝生広場で尾道観光協会が主催でいくつかのブースが出ていますが、そのうちの一つボランティアグループがお茶を出しており、その中の一人に私が幼稚園のときの担任の先生がいらっしゃいます。

そこでお会いするのが今年で三度目で、毎年お茶をごちそうになりますが、いただきながら1年経つのが本当に早いと実感します。

去年は今治から逃亡犯が 向島に 潜伏しているとされ厳戒態勢の中での開催のため人手がすくなかったのですが、今年は大勢の人でにぎわいました。

令和という新しい時代への期待や興奮のためか、終日明るく華やかなムードでした。

因みにこの「みなと祭り」ですが、 いつ始まったのか分かりませんが、 私が母親に手を引かれて歩いていたのを思い出せるので、恐らく私が幼稚園のころには開催されていたと思います。

そして、私がコロンビアのカリを旅しているときにアロンシーニというマジシャンと出会い話していると、昔ヨーヨーブームがあったころ、彼はヨーヨーの世界チャンピオンとして日本をツアーしたと言い出したので、私が幼稚園か一年生の頃、みなと祭りに外国人のヨーヨーのチャンピオンが来たのを思い出してたずねると、やはり彼でした。

コロンビアで会ったときも、私がストリートマジックをしていてその評判を聞いたとき、

「普段はストリートマジシャンなど相手にしないが(残念ながら中南米では質が低いから)、日本人だと聞いたので公園や遊歩道に何度も行って探してたんだ」

と言ってくれました。

彼はカリで成功していて、ハイソサイエティ相手のイベントを請け負っていて、ギャラがテーブルマジックで500ドル、パーティを請け負うときは2000ドルだと言ってました。物価価値で換算すると日本なら100万円くらいの感覚でしょうか。

子どもの頃、貧しい物売りとして小さな手品グッズを路上で売りながらだんだんビジネスを大きくしていったそうです。すごい!

彼が日本に来たのが当時既に何十年前の話、そして幼稚園の頃楽しかったお祭りで今は楽しませるほうとしてパフォーマンスをして、それを幼稚園の担任の先生が観てくれる。

ご縁ってやっぱりあるんだろうなあ、と思います。

尾道みなと祭りでマジックショー

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